嘘だろ……!?一ヶ月前入稿完了です

お久しぶりです……っていつも言ってる……で、でも今回はちゃんと理由がある状態でのお久しぶりなので!!!なので!!!!

えーと、タイトルにある通り、新刊一冊目脱稿しました!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

え…………この私が…………いっつもギリギリ入稿しかしてない私が……………イベント一ヶ月前に、入稿を完了させ……………!?

嘘のようですが本当です。印刷所さんからもデータチェック完了の受領連絡まで来てる。

というわけでまあ焦らしてもしゃーないのでざざっとお披露目!

これが今回の新刊、贅沢なハイパーすげーえ本だ!!!!!!!!!!

見てーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

そして先に書誌情報もまとめます!

と、いうわけで。
ご覧の通り、今回は助太郎さんに表紙を描いて頂きました!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!HAPPY!!!!!!!!!!!!!!!

ここヘクジェラのサイトなので助太郎さんご存じない方いらっしゃらないと思うんですが、きちんとご紹介するのが筋なのでサイトとTwitterを貼りますね。
素敵な作品がたくさんあって目の保養です……

 

助太郎さんのサイト

助太郎さんのTwitter(X)

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ずっと匂わせしていたのはこの本でした。

タイトルの通り、webで公開している連作『賢帝ジェラールの肖像』を本としてまとめました。
web再録分はこちらから読めます!

賢帝ジェラールの肖像

既存分も全体的に加筆・修正を施し、書き下ろしも3本加えての再編成版です。
もくじはこんな感じ。

……お気づきになられたでしょう……そう……実は……

表紙だけじゃ無く章ごとの扉絵も……依頼し……描いて……頂いているんですよこんな風になァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

私はよくばりなのでというかあまりにも絵が良すぎるのでそれぞれで一つずつ使うのはもったいなさ過ぎるため、かつ配置すると一発で画面の雰囲気作れるスーパーHAPPY仕様だったこともあり随所に配置しています。
正直に言うとマ~~~~ジで最高の本だという自負がありますね……

そもそもなんで表紙描いて頂くことになったのか、っていう話はあとがきに書いているんですが、まあいきさつなんてなんぼ書いても良いですからね、全ての媒体で見て頂けるわけじゃないので。

もともとの発端が助太郎さんの絵を元に私が勝手に文章書いてお渡ししてもいいかとお伺いし了承を頂けたのでお送りし、そんないきさつがあったからせっかくだから本としてまとめ、内輪向けにごくごく少数刷り記念にしたいなと思い表紙を依頼したところ快諾頂いて実は去年の内に絵を描いて頂いているんですよ。
私がちょっと様々な宿題抱えてたのでなかなか形に出来てなかったのですが、まあでもそもそも頂いた表紙絵がね、先ほどのあれなんですけど。
やっぱりもったいないなって思うじゃ無いですか、内輪向けだけなんて。
だからイベント出るタイミングで出したいなと思って今回の衝動イベント参加に合わせて発行するという流れになったと。いきさつ長え。すみません。
でもまだ続くんだ。
お会いしてるときにぽろっと章ごとの挿絵とか~……みたいなことを雑談の延長でお話ししたことがあり。いざ本を出そう、という段が現実的になったときにその話引っ張り出して改めて依頼をして、本当はもっと軽めの依頼のはずが雪だるま式に肥大してめちゃくちゃガチガチの依頼に発展し、結果なんかすごい本になった。

つまり、この本には、助太郎さんの絵が
・表紙
・裏表紙
・カラー口絵(元になった「遺された肖像」もお貸し頂きました)
・各章ごと扉絵×7
というラインナップで収録されているということです。

は?

私は堪え性が無いので各章扉絵をもうここに載せちゃう。見て、これ私の書いたお話に合わせて描いてもらったの。すごくない?

だから贅沢なハイパーすげーえ本って言った。

高解像度でご覧になりたい助太郎さんファンのみんな!webでは低解像度版しか出さないのでじっくり見たい場合は本を手に取ってください!仕様の関係で高額なことはすみませんなのですがそれでもいいよって場合は!よろしくお願いします!あと普通に同人誌らしくない見た目なのでそういうのを買ってみたい方もどうぞ!

いままでに作ったことないくらいお金をかけ、手間と労力を使い、人脈に甘えまくり(本当に大変にありがたすぎる)作られた本が今年5月5日スパコミで爆誕します。

お断りしておきますが、人脈に甘えましたけれども依頼に対する報酬や条件はきちんと相談の上で交わしておりますしこれまでの交流の結果お受け頂いた依頼なのでマジのマジで奇跡の本ですから……滅多に出来ないよ……依頼を受けてもらえてよかったね私……本当にそう……

でもそのくらい、本気でまーじですっげーえ本作ってみたかった。

とはいえ、私だってまあまあの期間書き続けて生きてきた文字書きのはしくれです。
素敵な絵を描いて頂いたことは宝物ですけれども、それにばかり甘えるのも限界同人女が廃ります。
収録している文章だって自分が好きだな~こういう世界が読みたいんだよな~を書き留めたいからこそ。
なので書き下ろしも加筆修正もたくさんしました!
大体既存の二倍程度にはなっています。

もう少し詳細に、どの程度の加筆具合かというと特に『傭兵隊長と皇帝陛下』が顕著でweb版が約1200文字に対し、収録版は二倍ちょっと増えて2500文字程度になっています。
これは極端な例なので他は表現的に直したい、文脈が崩壊している部分を正す、過去の私と解釈違いを起こし台詞のニュアンスを変えている、をメインにしているので大幅な変更はありません。けれど物によっては少し見え方は変わっているかも、というものもあります。まあその筆頭は前述の『傭兵隊長と皇帝陛下』ですが……

それから書き下ろし。
全部で3つの章を追加しました。

書き下ろし作品(合計約1万文字程度)
・帝国の皇子
・倉庫番とまれびと
・いつかの青年

もう追加は無いなあ、でも本にまとめるなら何かを追加したいけれど、と思っていた所に助太郎さんの表紙絵という爆弾がやってきてくれたので脳の裏側がスコーーーンと叩かれて書けました。全部気に入っています。

と、そのあたりを含めて総合計ざっくり25000文字で物語をお届けします。

書いた文章をまとめて本という媒体に落とし込みたい、と思ったのがはじまりでした。
一つの作品として両方があるからこその本、というものをせっかくなら作りたかった。

そしてそのもくろみは成功し、お話を象徴するようなイメージを描き出して頂いて、それがあるのとないのでは全く違う見え方がすることは確かです。

まあまだ入稿したてなので現物が手元にあるわけでは無いのですが、いろいろ(デザインとかも)がんばったな!!!!!!と思えるので、「一冊の本として、体感してみたい」と思って下さいましたらお手にとって頂けると嬉しいです。

同人誌らしくない同人誌、という肩書きであれば自信があります笑

イベントが近くなりましたらまた改めて通販やイベントでの頒布などをお知らせします!

よろしくお願いします~~~~~!!

最後になりましたが、この本を作るにあたり素晴らしい絵を描いてくださった助太郎さんありがとうございます!本でもいっぱいお礼してるけれども!
それからデザイン煮詰まって相談に乗ってくれたフレンズたちもありがとう~~~~!!

同人誌作るのたのし~~~~~!!!!!!!

じゅうぶんおとな。